2010年12月5日日曜日

Mリーグ最終節を終えて ②

 VS三次 0-14
Mリーグ最後の試合は、西城VS三次とみつやVS三良坂のカードでした。この試合で、三次は14点差以上の勝利で優勝が決まり、三良坂が勝利すると西城の再開が決まるというMリーグの締めにふさわしいカードとなりました。
 来年から8人制の大会も増えることから、西城の基本システムは8人制(3-1-3)、11人制(4-2-4)にしています。オフェンスが4といっても、形としては(4-2-2-2)か、(4-2-3-1)になるかと思います。そこは、選手同士で決めています。
 8人制になると戦術理解ということが、今まで以上に重要になります。ピッチサイズは分かりませんが(きっと大きな変更はないでしょう)、スペースが生まれる分だけ、ディフェンスにはスペースを消す動きが求められるし、オフェンスにはスペースを突く動きが求められると思います。また、一人ひとりがボールに触れる機会も増えるでしょうから、個人の技術、特に1対1の対応も今まで以上に大きなウエイトを占めてきます。
 さて、前置きが長くなりましたが、結果も試合内容も大敗です。相手フォワードの力強いプレーやスピードに付いて行けなかったこと、そのことに対して改善策が見出せずに同じパターンでの失点を続けました。デフェンスがばたついたことで、トップの選手が一人前線に残り、後が引いてしまったために、クリアボールもことごとく拾われてしまいました。
 前半始まってすぐに失点してしまったことも相手に勢いを与え、この勢いに完全に飲まれてしまった感が否めません。慌ててしまって1試合目の良さが完全に消えてしまいました。ここで、のらりくらりと言うか相手のペースに合わせずに焦りを誘うとか、できれば良いのですが、西城の選手たちは監督と違って、優しくて素直な子が多いのでそうもならないんでしょう。
 昨年は、西城が最終節で大逆転され、得失点差で僅かに1点及ばず2位に終わった経験をしましたが、まさか、今年も同じような経験をするとは思ってもいませんでした。試合が終わって、選手たちにはやろうとしていることは間違いじゃないから、しっかり前を向いて歩きなさいというような話をしました。今シーズンは1節で2勝して幸先よくスタートしましたが、その後は、勝ちに恵まれない試合が続きました。
 春先には、ドタバタの中で、どうにか勝ちを拾っている試合もありましたが、格上のチーム相手だと限界があります。ベンチも含めて選手一人ひとりが、チームがどんなサッカーをしようとしているのか、その中で、自分の役割は何なのか、チームを生かすため、自分が生きるために何をしたらいいのか、このことを自分たちで考えてサッカーをしよう。
 試合結果は残念でしたが、少しずつ力をつけてきている部分もあります。まだ、しっかりと地力にはなってなくてバタつくことも多いですが、前を向いて少しずつ地力に変えていきましょう!!保護者の皆さん、今年も残すところあと僅かです。最後まで声援を宜しくお願いします!!

0 件のコメント: