2010年10月3日日曜日

【戦評】 Mリーグ4節 VS 吉舎 

 VS 吉舎 2-3  この試合のテーマは、2つありました。1つ目は、4年生以下で4バックを形成して、1対1の守備機会を経験させること、カバーリングの意識を高めること、2つ目は5年生を中心に、攻撃のバリエーションを増やすことでした。  1つ目のテーマに関しては、予想していたよりもバタバタとした印象はなく、基本に忠実に1対1の対応もスムーズでした。また、ポジショニングに関しても、裏を取られないように、ある程度は距離を置きながら、インターセプトを積極的に行なう意識も見られました。カバーリング、特に抜かれた後、再び戻って対応することに難がありました。今後の改善課題です。  2つ目のテーマに関しては、パスをスペースで受ける、足元で受けるといった動きは今までもありましたが、相手DFにわざとパスを出し、それをかっさらうような動き、つまりは相手DFの前に割って入る動きを意識させました。その動きの中で、2点を先取したので、今後に向けて明るい兆しです。また、ゴールに迫る意識、シュートを打つ意識を植えつけようとしましたが、これは芽が出るまでしばらく掛かりそうです。  全体としては、2点先制しながら、逆転を許す、惜しい試合となりました。2点先制すると、どこかで気が緩みます。また、1点取り返されると、相手は押せ押せになるし、何か不安になるものです。そんな嫌な流れを断ち切るのは、「もう1点取ろう!!」などの掛け声でしかありません。それがなかったことは、逆転されたのも必然なのかもしれません。  試合の流れを読むことは、難しいようにも思いますが、感じたことを声に出して、チーム全体に声を行き渡らしていくと、自然とチームも成熟してくると思います。この試合を糧にステップアップしていきましょう!!  

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