2011年2月15日火曜日

鴎州杯を終えて

予想外の雪の中、選手の皆さん、保護者の皆さん大変お疲れ様でした。 さて、結果を見れば、天気のごとく、まだしばらく春の足音が聞こえてこなさそうな感じであります。ただ、選手たちには、点は何点取られてもいいと言っているので、あまり悲観もしていません。  
0-1の試合をしようと思えば、出来ると思います。ただ、選手が上達することを目標にした場合、0-10のスコアになることだってあると解釈しています。
つまりは、0-10のスコアの中で、何を得たのかということが最も重要であるわけです。
雪のため、グラウンドが使えない中で、ずっと体育館で、ボールを自由に扱えるように練習してきて、ボールタッチの質は柔らかくなってきています。また、切り替えしやフェイントなどの動きもぎこちなさをあまり感じなくなってきました。
昨年までは、そのあたりがぎこちなく、ただ前に蹴ることが目に付きました。それは、足元の技術が不足しているため、慌てていることが原因であったように思います。まだまだ、ボールを失うことは多いですが、慌てたプレーはほとんどなかったかと思います。このことは、大きな収穫でした。
ディフェンスの対応などは、ほとんど練習していない状態なので目をつむるといたしましょう。ただ、試合に出ても気持ちが入っていない選手がいたことは残念でした。
技術以上に気持ちの部分で、常時出ている選手と控えの選手との差を強く感じました。控えの選手たちには、ポジションを奪う気概を見せて欲しいものです。
これからは8人制の試合が増えてきます。20分ハーフの試合を1日に3試合、続けて出ることは不可能といっていいでしょう。8人制といえども、控えも含めて総力戦になってくるかと思います。そこで、気持ちの差があることは、相手どうこう以前の問題であるように思います。
日ごろの練習の中から、自主性を重んじて、自分で考えて行動できる選手に育てる必要性を強く感じました。
他の試合を見ていて、ディフェンスやキーパーも含めてビルドアップできるチームは強いなと思いました。ディフェンスやキーパーでボールを回すことはリスクも伴いますが、選手の将来を考えれば取り組まなければならない課題だと思います。
ミスをついつい指摘してしまいがちですが、リスクあることにミスは付き物と、長い目で見守ってやってください。選手たちが必死に考えてやっている分には楽しみがいがあります。(何点かやる気のないような失点もありましたね…)
企業で言えば、かなり借金をこしらえて、不良債務になりかけていますが、どうにか春の雪解けと共に借金を完済していきますので、これからも応援を宜しくお願いします。



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